淡海文庫 78
近江の天保一揆 検地の中止を勝ち取った農民たち
苗村 和正
B6判 124ページ 並製
ISBN978-4-88325-874-1 C0321
奥付の初版発行年月:2026年06月
書店発売日:2026年07月06日
近日刊行予定
内容紹介
天保13年(1842)、年貢の加増をねらった幕府の検地に抗議して、近江国野洲・甲賀・栗太郡の農民が野洲郡三上村に置かれた検地役人陣屋を取り囲んだ天保一揆。野洲に生まれ、その研究をライフワークとしてきた著者が、一揆当日の動きとその地域的・思想的背景、野洲川沿いに残る関連史跡を紹介。
目次
はじめに
第一章 天保十三年十月十六日の三上村
農民四万人が起つ
門前に迫る一揆勢
土足で踏みにじる検地帳
一揆側の大勝利、しかし…
天保一揆を歩く
─野洲川流域 甲賀市(旧甲南町)から野洲市の史跡紹介
第二章 近江天保一揆の軌跡
一揆研究の再検討
一揆の渦中にあった人々
「浮世の有様」ほかの史料について
『天保義民録』の自由民権思想
大塩平八郎の乱と近江天保一揆
立ち百姓の村々─湖南三郡の地域的特性
一揆後の幕府の対応
狂歌にみる天保一揆
近江天保一揆関係年表
天保一揆顕彰の足跡
- 著者プロフィール
苗村 和正(ナムラ カズマサ)
1933年滋賀県野洲市に生まれる。元公立高等学校教員。元滋賀大学講師(非常勤)。著書に、『庶民からみた湖国の歴史』文理閣(1977年)、『日本史のなかの湖国』文理閣(1991年)など。
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